blog.takurinton.dev

preactとfastifyでSSR

2021-01-27

こんにちは

どうも,ぼくです.

久しぶりにブログ書いてる,日本語死んでそう.

今回はSSRについての記事です.頑張るぞ〜

前提

ここしっかり書いとかないと解釈違いとかで怒られそうなので書いておきます.

- この記事はSSRを理解するためのもの

- First Viewは初期表示のことをいう,細かい分類はしない,レンダリングした結果がブラウザに表示されたタイミングのこと

- preactとfastifyを使用している

これ

- 超簡単な構成

- create react appでReactの開発経験がある,webpackやbabelを少しだけ知ってる人向け

- SSRという言葉は聞いたことあるけど何やってるのかわからない人向け

preactとfastifyについて

preactはReactの軽量なライブラリとして,fastifyはexpressよりも速く動作するライブラリとして親しまれています.

それぞれのライブラリについての詳しい説明はあとで別の記事にして公開する予定なので今回は触れません.React + express で作ってるのとあまり変わらんくらいの感じで見てもらえればいいかなと思います.

SSRとは

まずはサーバサイドレンダリングについてです.

サーバサイドレンダリングについてのブログや記事などは世の中に転がっていますがpreactとfastifyで行っている記事はあまり見かけませんでした.

また,実装以前に概念の部分であまり理解できないと感じた部分がちょこちょこあったのでそこらへんに注意しながら書いていきたいと思います.

具体的に何をしてるの?

一言で言うと,htmlを生成する作業がメインです.

ただ,そもそもここがわからなかった.

SSRと一口に言っても,サーバサイドってどこのサーバのことなのか,バックエンドとは何が違うのかがあまり理解できませんでした.

簡単な図で表すとこんな感じになります.

要はクライアントサーバがあって,場合によってはそこからDBにfetchしたりAPIサーバを叩いたりするという感じです.

![](../contents/images/08700026-b2e3-4069-8181-f92fa8843830.png)

つまり,バックエンドの言語は別で書いていたりするケースもあり,サーバサイドレンダリングしてるからSPAではないとは言えないわけです.

また,今回の実装に当てはめるとこのような形になります.

このようにfastifyで立てたサーバに対してpreactを噛ませてるイメージです.

fastifyはhtmlを組み立ててブラウザに返しています.このためクローラーはJSを叩かなくても既に組み立てられたhtmlがあるのでSEO対策になったり初期レンダリングが速くなるという仕組みです.

![](../contents/images/fd9c20dc-79ea-4cf7-87a9-ad163b71dff9.png)

次にfastifyとpreactのそれぞれの役割についてのイメージはこんな感じになっています.

![](../contents/images/00064e41-7419-408d-bff0-7b80544e2216.png)

![](../contents/images/c7179967-e2bf-4c67-b446-a1be4d4006f8.png)

これらの全体のワークフローはこんな感じです.

場合によってはここにAPIを叩いたりする工程が入ります.

基本的なSSRはこんな感じで組み立てています.

![](../contents/images/fb5bf780-fbae-4102-95fb-5c573cc03a91.png)

デメリットはあるのか

もちろんあります.

そもそもブラウザで動作するレンダリングエンジンはVueやReactなどのJSで動いていますがそれをサーバで動かそうとするとNodeを使うことになります。

そうなるとメインループをブロックしてしまうことが多々あるため,CPUにかかる負荷が多くなってしまいます.

SSRをしなくてもprefetchという手法があったりするので必ずしもこれが正義というわけではなくなってきます.

実装してみる

上で説明したことをコードにしてみたいと思います.

今回はwebpackとbabelを使用してbuildをしていきたいと思います.

webpackとは

この記事

babelとは

この記事

設定ファイル

設定ファイルを書いていきます.

まずはpackage.json

// package.json
{
  "scripts": {
    "start": "npm run build && npm run dev",
    "dev": "node ./dist/server/server.js",
    "build": "npm run build:client && npm run build:server",
    "build:client": "webpack --config webpack.config.js --mode development",
    "build:server": "babel src --config-file ./babel.config.js  -x '.ts,.tsx' -d dist"
  },
  "author": "",
  "license": "ISC",
  "devDependencies": {
    "babel-core": "^6.26.3",
    "babel-loader": "^8.2.2",
    "babel-plugin-transform-react-jsx": "^6.24.1",
    "babel-preset-env": "^1.7.0",
    "ts-node": "^9.1.1",
    "typescript": "^4.1.3",
    "webpack": "^4.44.2",
    "webpack-cli": "^3.2.1",
    "webpack-dev-server": "^3.1.14"
  },
  "dependencies": {
    "@babel/cli": "^7.12.10",
    "@babel/core": "^7.12.10",
    "@babel/plugin-transform-react-jsx": "^7.12.12",
    "@babel/preset-env": "^7.12.11",
    "@babel/preset-react": "^7.12.10",
    "@babel/preset-typescript": "^7.12.7",
    "fastify": "^3.11.0",
    "fastify-static": "^3.4.0",
    "node-fetch": "^2.6.1",
    "preact": "^10.5.7",
    "preact-compat": "^3.19.0",
    "preact-render-to-string": "^5.1.12",
    "ts-loader": "^8.0.12"
  }
}

こんな感じです.webpack, babel, fastify, preact, ts-loaderあたりがメインになっています.

上を書いてから

npm i

これでパッケージはオッケーです.

つぎにtsconfig.jsonです.

注意すべき点はjsxFactoryにh関数を指定することです.ここでhを指定することによってpreactを使用することができるようになります.

// tsconfig.json
{
    "compilerOptions": {
      "jsxFactory": "h", // preactを使うための宣言
      "target": "es5",
      "module": "commonjs",
      "jsx": "react",
      "strict": true,
      "esModuleInterop": true,
      "skipLibCheck": true,
      "forceConsistentCasingInFileNames": true
    }, 
    "include": [
     "src"
    ],
    "exclude": [
      "node_modules"
    ]
}

つぎにbabelの設定をしていきます.

ここでもpluginとしてh関数を指定していきます.

// babel.config.js

module.exports = {
    presets: [
      "@babel/preset-react",
      [
        "@babel/preset-env",
        {
          targets: {
            node: "current",
          },
        },
      ],
      "@babel/preset-typescript"
    ],
    plugins: [
      [
        "transform-react-jsx",
        {
          "pragma": "h" // preactを使うためにはここでhを使う宣言をしないといけない
        }
      ], 
    ]
  };

最後にwebpackの設定です.今回はCSSを使わないので何も指定していませんが,使用する場合はここに記述してください.

// webpack.config.js

const path = require('path');

module.exports = {
  mode: 'production',
  target: 'web',   // ブラウザ上で動作するための設定
  entry: './src/client/app.tsx',   // エントリポイント,ここではapp.tsxで呼び出す
  output: {
    path: path.resolve(__dirname, 'assets'), // buildした際の出力先
    filename: '[name].js'  // buildした際の出力するjsのファイル名.[name]にするとそのファイルの名前になる
  },
  devServer: {
    port: 3000,
    contentBase: 'dist', 
    historyApiFallback: true,
  },
  resolve: {
    extensions: ['.js', '.jsx', '.tsx'], // 許可する拡張子
  },
  module: {
    // buildするルールを指定
    rules: [
      {
        test: /\.ts(x?)$/,
        use: [
          // 使用するローダーを指定
          "babel-loader",
          {
            loader: "ts-loader",
            options: {
              transpileOnly: true,
              configFile: "tsconfig.json",
            },
          },
        ]
      }
    ]
  }
};

これで設定ファイルは完了です.

共通で使うコンポーネントの定義

まずは全体で共通で使うコンポーネントの定義をしていきます.

具体的にはserverで動くやつとclientのルーティングとhtml, head, bodyなどの外側を囲うファイルの定義です.

やっていきます

Html.tsxとserver.tsxの実装

まずはサーバサイドから実装していきます.

サーバサイドではpreactのコンポーネントを基にstringのhtmlを生成してレスポンスを返します.

preact-render-to-string Html.tsx

import { h, JSX } from 'preact';
/** @jsx h */

interface Props {
    children: () => JSX.Element;
    title: string;
    image: string,
    discription: string
    props?: any;
}

const Head = (props: Props) => {
    return (
        
            
            {props.title}
            
            
            
            
            
            
            
            
            
            
            
            
            
            
            
            
            
            
      
    )
}

export const Html = (props: Props) => (